今年で6年目を迎えるポーランド映画祭。多くの映画作品に影響を与えてきた傑作古典から、改めて発掘された知られざる名作、そして次世代を担う若手監督たちによる最新作まで、ポーランド映画の注目作を厳選してお届けします。
“ポーランド派”として映画史を築きあげた映画監督ワイダ、カヴァレロヴィッチ、そして俳優ツィブルスキ。国内に留まらずヨーロッパ諸国で映画製作を続け、今も意欲的に新作を発表し私たちを驚かせてくれるスコリモフスキ。彼らの手がけた数々の名作とともに、その影響を受けて育った若い監督たちの作品もご紹介します。また、ポーランドを代表する作家レムや画家ベクシンスキーの貴重なドキュメンタリー作品といった注目の作品も勢ぞろいします。常に進化し続けるポーランド映画の世界を、ぜひご堪能ください。
ポーランド映画祭は今年で6年目を迎えることになりました。私たちポーランド映画を愛してくださる日本の皆さんの想いがあるからこそ、毎年この映画祭を続けてこられたのだと信じております。
ポーランド映画は今、若い世代の監督たちが躍進を続けています。今年のポーランド映画祭では、彼らの新たな作品を中心に、これまで日本では紹介されていなかったドキュメンタリー作家ジヴォルスキ作品などを上映いたします。また、カヴァレロヴィッチやツィブルスキ、ワイダなどの追悼記念上映は、彼らの作品をデジタル・リマスター版でご覧いただける貴重な機会でもあります。
このたび上映される私の映画『早春』は、長らく日本で上映されていないと聞いています。長い時を超えて、この作品を再びスクリーンで皆さんに見ていただけることをとても嬉しく思っています。
東京都写真美術館ホールで皆さんとお会いできることを楽しみにしております。
イエジー・スコリモフスキ! Jerzy Skolimowski !
早春
Deep End
監督:イエジー・スコリモフスキ
1970年|90分|カラー|デジタル・リマスター
1968年頃から活動拠点を国外に移したスコリモフスキがイギリスと旧西ドイツ合作で製作した、今もカルト的人気を誇る作品。女性への倒錯した想いを募らせた少年の悲しい青春劇。公衆浴場で働く15歳の少年マイクは年上の女性スーザンに憧れるが、徐々にエスカレートするマイクの行動はやがて悲劇的な結末を迎える。2018年1月、YEBISU GARDEN CINEMA他にて公開。
11/26(日)10:15  |  12/1(金)11:00
©2011 Bavaria Media.All rights reserved.
イレブン・ミニッツ
11 Minutes
監督:イエジー・スコリモフスキ
2015年|81分|カラー|デジタル
『エッセンシャル・キリング』から5年ぶりに発表された本作は、午後5時から5時11分までの間に大都会の見知らぬ人々に起こる11分間のドラマをモザイク状に構成した、リアルタイム・サスペンスの傑作。衝撃のクライマックスまで、見る者の目を一時も離さない緊張感溢れる映像は、巨匠監督とは思えないほどのチャレンジ精神に満ちている。
11/28(火)19:00  |  12/1(金)13:20
©2015 SKOPIA FILM, ELEMENT PICTURES, HBO, ORANGE POLSKA
ポーリッシュ・シネマ・ナウ!Polish Cinema Now !
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今、勢いに満ちているポーランド映画の最前線。数々の注目作の中から、ポーランド本国で話題を呼んだ日本未公開作品をいち早くご紹介します。
プレイグラウンド
Plac zabaw
監督:バルトシュ・M・コヴァルスキ
2016年|82分|カラー|デジタル
夏休みの前日、小さな町で無邪気に遊ぶ三人の少年少女。家族や恋の悩みを持つ彼らの不安定な心はやがて残虐さへと導かれ…。10代の主人公たちが過ごす一日を通して暴力のメカニズムと悪の根源を問う、31歳新鋭監督の衝撃作。2016年サン・セバスティアン映画祭でセンセーションを巻き起こした本作は、ワルシャワ映画祭・ロンドン映画祭で特別表彰。
11/30(木)15:50  |  12/2(土)18:30  |  12/10(日)19:00  |  12/15(金)16:00
©Film it Sp.z o.o.,Studio Produkcyjne ORKA Sp.z o.o.2016
アート・オブ・ラビング
Sztuka kochania. Historia Michaliny Wisłockiej
監督:マリア・サドフスカ
2017年|120分|カラー|デジタル
1976年、社会主義政権下のポーランドで700万部超のベストセラーを記録した大人の性教育書『愛の技法』。本書の著者ミハリナ・ヴィスウォツカの愛と友情、そして出版までの長い闘いの物語。産婦人科医として多くの女性患者の悩みを聞いてきたミハリナは、ポーランドにおける性教育の必要性を確信し、厳しい検閲と闘いながら『愛の技法』出版にこぎつける。
12/7(木)18:30  |  12/9(土)18:40  |  12/13(水)11:00
©TVNSA,Orange Polska SA,Next Film,Plast Service Pack
オラとニコデムの家(映画祭題)
Komunia
監督:アンナ・ザメツカ
2016年|72分|カラー|デジタル
作品提供:認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭
配給:ムヴィオラ
ポーランド、セロツクに住む家族の日常を、14歳の少女オラの視線で追ったドキュメンタリー。オラの家族は、酒浸りで家庭を顧みない父親と、自閉症の13歳の弟ニコデム、今は別の男と暮らしている母親。家族の面倒をひとりで見ているオラは、弟の聖餐式を機に、家族が元通りになると信じているが…。山形国際ドキュメンタリー映画祭2017大賞受賞作! 2018年日本公開予定。
12/7(木)16:00  |  12/9(土)14:00  |  12/13(水)14:00  |  12/14(木)19:10
 
二つの冠
Dwie korony
監督:ミハウ・コンドラト
2017年|92分|カラー|デジタル
「アウシュヴィッツの聖者」と呼ばれたカトリック司祭マクシミリアン・コルベ(1894〜1941)の生涯。30年代に日本で布教活動を行った司祭は、第二次大戦中ドイツ軍に逮捕され、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所送りに。その数奇な運命を、記録映像と再現映像を組み合わせたドキュ=フィクションの手法で映画化。2017年カンヌ映画祭特別上映作品。
12/9(土)15:40  |  12/13(水)16:00  |  12/15(金)11:00
©Kondrat-Media
ゆれる人魚
Córki dancingu
監督:アグニェシュカ・スモチンスカ
2015年|92分|カラー|デジタル
配給:コピアポア・フィルム
人間を食べて生きる人魚の姉妹が、ワルシャワのナイトクラブに雇われ、得意の歌や踊りを披露する。だが一人が人間の男に恋をしたことで、姉妹の間に亀裂が入る。社会主義政権下の1980年代ポーランドを舞台にした、妖しく艶やかなホラーミュージカル。2018年2月より新宿シネマカリテ他にて公開。
12/9(土)10:20
©2015WFDIF, TELEWIZJA POLSKA S.A, PLATIGE IMAGE
ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命
The Zookeeper's Wife
監督:ニキ・カーロ
2017年|127分|カラー|デジタル
配給:ファントム・フィルム
ナチスの手が迫るワルシャワで、多くのユダヤ人を自分たちの経営する動物園に匿い、300もの命を救った夫婦の実話をもとにした感動作。夫が不在中も、一人果敢に隠れ家を守り抜いたアントニーナを『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャステインが演じる。12月15日(金)よりTOHOシネマズみゆき座他にて公開。
12/5(火)18:00
© 2017 ZOOKEEPER’S WIFE LP. ALL RIGHTS RESERVED.
スタニスワフ・レム特集 Stanisław Lem
*2作品同時上映
*『ソラリスの著者』監督ボリス・ランコシュのインタビュー映像10分付
11/30(木)18:30  |  12/10(日)16:30  |  12/15(金)18:30
ポーランド領のルヴフ(現ウクライナ・リヴィウ)に生まれたレム(1921〜2006)は、二度映画化された『ソラリス』をはじめとする傑作SF小説を数多く発表し、世界中で絶大な人気を誇る作家です。本特集では、昨年ポーランドで発表されたレムについての初のドキュメンタリー映画と、レムが脚本を手がけワイダが監督した短編映画をご紹介します。
©Lem.pl_fotografia wykorzystana w filmie Autor Solaris
ソラリスの著者
Autor Solaris
監督:ボリス・ランコシュ
2016年|56分|カラー|デジタル
SF小説の金字塔『ソラリス』の著者スタニスワフ・レムの謎に挑む、『裏面』の監督ボリス・ランコシュによる初のドキュメンタリー伝記映画。ユダヤ知識人の家に生まれながらホロコーストを生き延び、SFの世界に新たな地平を切り開いたレムの生涯と作品に隠された秘密を、研究者や翻訳家、レムの甥らが語る。レムの映した8ミリ映像、フィリップ・K・ディックの未公開書簡、レム自身の朗読肉声も初収録。
Lem.pl_fotografia wykorzystana w filmie Autor Solaris
寄せ集め
Przekładaniec
監督:アンジェイ・ワイダ
1968年|35分|モノクロ|DVDクオリティ
レムが1957年に発表した短編小説をもとにしたSFコメディ短編。脚本もレムが手がけている。自動車ラリーでレース中に事故で亡くなった弟リシャルトの四肢・臓器を移植された兄トマシュ。その後も何度も事故にあい、その度に移植手術を受け続けたトマシュがたどる運命とは?
ボグダン・ジヴォルスキの傑作ドキュメンタリー Bogdan Dziworski
監督:ボグダン・ジヴォルスキ
*5作品同時上映
12/2(土)16:00  |  12/12(火)19:00
ニュース映画の撮影技師としてキャリアをスタートし、スポーツ競技等のドキュメンタリーを監督し世界的な評価を得たジヴォルスキ(1941〜)は、劇映画の撮影監督でも成功を収めました。現在は映画学校の教授として多くの弟子を輩出している彼の代表作5短編を紹介します。
アイスホッケー
Hokej
1976年|12分|カラー|DVDクオリティ
ホッケーの試合を「アイスホッケーのパック(ゴム製平円盤)の視点から」撮影した作品。
クラシック・バイアスロン
Dwubój klasyczny
1978年|11分|カラー|DVDクオリティ
後の世界チャンピオン、ヤヌシュ・プィチャック=ペチャックを映した、一連のスポーツ映画の第一作目。
人生の舞台
Arena życia
1979年|20分|モノクロ|DVDクオリティ
技の練達をテーマに定めた、ジヴォルスキの連作サーカス映画、第一作目。
フェンシング選手
Fechtmistrz
1980年|12分|カラー|DVDクオリティ
優れたフェンシング・コーチ、ヴワディスワフ・クルピェフスキのトレーニング場面を捉えた作品。
フランツ・クラマーとスキーの風景
Sceny narciarskie z Franzem Klammerem
1980年|21分|カラー|DVDクオリティ
オーストリアのアルペンスキー・チャンピオン、フランツ・クラマーを追った作品。
アンジェイ・ワイダ監督追悼 Andrzej Wajda
監督:アンジェイ・ワイダ
『灰とダイヤモンド』『地下水道』をはじめ、90年の生涯を通して40本の映画を撮り、常に政治と歴史に向き合い続けたポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ(1926〜2016)。世界各国に多大な影響を与えてきたその反骨精神あふれる作品群の中から、遺作を含む3作品を紹介します。
コルチャック先生
Korczak
1990年|118分|モノクロ|デジタル・リマスター
第二次大戦下、ナチスの手が迫るポーランドでユダヤ人児童のための孤児院を運営していた小児科医で児童文学者のコルチャック。最後まで子供たちを守り続けた彼の生涯をもとに、ホロコーストの悲惨さを訴えた名作。本映画祭で上映される『ユダヤ人を救った動物園』にもコルチャックの姿が登場する。
12/5(火)15:30  |  12/7(木)13:30
©Ziegler Film “KADR”
カティンの森
Katyń
2007年|122分|カラー|デジタル
1942年に起きた、ポーランド史上に残る虐殺事件「カティンの森事件」。約15000人のポーランド将校らがソ連軍によって殺害されながら、長らく真相が解明されなかった事件の真実を、ソ連軍に捕らえられた将校たちとその家族の姿をとおして描き出す。事件によって父を亡くしたワイダが、80歳で手がけた問題作。
12/7(木)11:00  |  12/12(火)15:30
©2007 Telewizja Polska S.A. All Rights Reserved
残像
Powidoki
2016年|99分|カラー|デジタル
社会主義政権下のポーランドで、表現の自由を求めて闘った芸術家の姿を描いたワイダ最後の傑作。前衛画家ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキ(1893〜1952)の芸術と自由に対する確固たる信念は、ワイダ自身の生涯と重なりあう。主演は、ポーランド映画を代表するスター、ボグスワフ・リンダ(『偶然』『鉄の男』)。
11/30(木)13:30  |  12/10(日)10:30
©︎2016 Akson Studio Sp. z o.o, Telewizja Polska S.A, EC 1 – Lodz Miasto Kultury, Narodowy Instytut Audiowizualny, Festiwal Filmowy Camerimage- Fundacja Tumult All Rights Reserved.
イエジー・カヴァレロヴィッチ没後10年 Jerzy Kawalerowicz
監督:イエジー・カヴァレロヴィッチ
心理ドラマやスリラー的要素の強い作品を多く手がけ“ポーランド派”の中でも異色の存在として知られるカヴァレロヴィッチ(1922〜2007)。本特集では、没後10年を記念して、過去のポーランド映画祭でも好評を博した3作品に加え、歴史大作『太陽の王子ファラオ』を上映します。
Cień
1956年|98分|モノクロ|デジタル
三人の人物による一見バラバラな回想からある一人の人物の輪郭が浮き上がる、斬新で奇抜な構成の政治スリラー。各挿話によって、第二次大戦期(1943年)、終戦直後(1946年)、スターリン主義時代(1950年代)という、ポーランドの歴史上でも特殊な政治的状況にある三つの時期が描かれる。カヴァレロヴィッチの特異な作風を堪能できる一作。
11/28(火)16:45  |  12/8(金)10:30  |  12/14(木)14:30
夜行列車
Pociąg
1959年|98分|モノクロ|デジタル・リマスター
寝台車両のコンパートメントに乗り合わせた二人の男女を中心に、様々な背景を抱えた乗客たちの人間模様を描いた群像劇。50年代後期ポーランド映画の代表作の一つだが、戦争の影響や国家の命運といったテーマを描く“ポーランド派”の中で本作は異彩を放つ。列車という状況やサスペンス要素の強さは、ヒッチコックの『バルカン超特急』を彷彿させる。
11/25(土)10:20  |  12/8(金)14:50
尼僧ヨアンナ
Matka Joanna od Aniołów
1961年|111分|モノクロ|デジタル・リマスター
原作は、1643年にフランスの修道院で起きた尼僧の集団悪魔憑き事件をもとにしたイヴァシュキェヴィッチの小説。悪魔祓いにきた神父は、情欲に憑かれた尼僧たちを救おうとするが…。監督曰く、本作は「聖職服を着た男女の愛の物語」。カヴァレロヴィッチは本作及び『夜行列車』の主演女優ルツィナ・ヴィンニツカと結婚するが後に離婚している。
11/28(火)14:30  |  12/8(金)12:40  |  12/14(木)17:00
太陽の王子ファラオ
Faraon
1966年|152分|カラー|デジタル・リマスター
ポーランドの著名作家ボレスワフ・プルスの原作をもとに、1962年から3年以上をかけて完成した歴史大作。紀元前エジプトの王子と神官たちの戦いを描きながら、歴史ドラマにありがちなメロドラマとは一線を画し、政治権力の本質を描き出す。本作は国内外を問わず高く評価され、アカデミー賞最優秀外国語映画賞にもノミネートされた。
11/28(火)11:00  |  12/8(金)17:00  |  12/10(日)13:00  |  12/14(木)11:00
ポーランド俳優ツィブルスキ没後50年 Zbigniew Cybulski
『灰とダイヤモンド』で世界中の映画ファンを魅了し、ポーランドの名俳優としてワイダを始め多くの映画監督と協働したツィブルスキ(1927〜1967)。悲劇的な事故で彼が亡くなってから今年で50年。本特集では、その代表作と、ツィブルスキの記録映画をご紹介します。
灰とダイヤモンド
Popiół i diament
監督:アンジェイ・ワイダ
1958年|103分|モノクロ|デジタル・リマスター
戦争が終結した1945年5月8日から翌朝までの1日、労働者党書記の暗殺を命じられたゲリラ兵の青年マチェクがたどる悲劇的な運命。ワイダの代表作で、ツィブルスキの名を一躍有名にした出世作。彼が演じたアウトローなマチェク像は、東欧のジェームズ・ディーンとも呼ばれるほど強烈なイメージを残した。その瑞々しさは今見ても変わらない。
11/30(木)11:00  |  12/6(水)11:00
ズビシェク
Zbyszek
監督:ヤン・ラスコフスキ
1969年|70分|モノクロ|DVDクオリティ
『夜行列車』等、ポーランド派の映画作品を数多く手がけた撮影監督ラスコフスキ(1928〜2014)による実験的記録映画。ツィブルスキの出演作12本と記録映画をモンタージュし、ポーランドの若者たちの架空の伝記を物語る意欲作。「ズビシェク」はツィブルスキの名前「ズビグニェフ」の愛称形。ポーランド映画史研究にとって極めて重要な作品。
12/6(水)13:30  |  12/12(火)11:00
*ツィブルスキポストカードを先着で各回20名様にプレゼント
画家ベクシンスキー特集 Zdzisław Beksiński
その独特で退廃的な世界観から、「終焉の画家」と呼ばれカルト的人気を誇るポーランド出身の芸術家ベクシンスキー(1929〜2005)。彼の残した作品とその人生は、後世の作家たちにインスピレーションをもたらし、新たな映画作品を生み出しました。本特集では、ベクシンスキーについてのフィクション映画『最後の家族』と、ドキュメンタリー作品『ベクシンスキー家の人々』をご紹介します。画家ベクシンスキーの新たな一面を知る絶好の機会です。
最後の家族
Ostatnia rodzina
監督:ヤン・P・マトゥシンスキ
2016年|122分|カラー|デジタル
ベクシンスキーとその家族に訪れた悲運を、実話を元に描いた作品。絵画と音楽、それぞれの活動の源泉として「死」を近くに感じる父と息子。親子の依存関係や息子の現実の死が飄々と綴られる。監督は「アンジェイ・ワイダ映画学校」出身、33歳の新鋭。『イーダ』のダヴィド・オグロドニク他、ポーランドきっての俳優陣が揃う。
11/29(水)11:00  |  12/2(土)11:00  |  12/6(水)16:00
©Hubert Komerski
「ベクシンスキー家の人々 映像と音声のアルバム」
Beksińscy. Album wideofoniczny
監督:マルチン・ボルハルト
2017年|80分|カラー|デジタル
ベクシンスキーと息子トメックとの複雑な関係を描いたドキュメンタリー。音楽記者として活躍しながら、うつ病に苦しみ自殺未遂をくり返していたトメック。心揺さぶる一家族の日々を、ベクシンスキー家所蔵の未公開音声・映像・画像によって詳細に再現。原作はマグダレナ・グジェバウコフスカのベストセラー伝記。クラクフ映画祭特別表彰作品。
12/2(土)13:30  |  12/6(水)19:00
ポーランド・アニメーション70周年企画 Polska Animacja
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*4作品同時上映
11/29(水)18:30  |  12/5(火)13:30  |  12/9(土)12:20
2017年は、ポーランド・アニメーション70周年を記念する年です。1947年、ゼノン・ヴァシレフスキによるストップモーション・アニメーション映画『クラクス王の時代に』がポーランドの劇場にて公開され反響を呼び、ポーランド・アニメーションのひとつの重要な実績となりました。今年は世界中のアニメーション映画祭で記念上映などが行なわれている中、本映画祭ではポーランドテレビ(TVP)で1950年代から放映されてきた子供向けテレビ番組「おやすみアニメ」のなかで特に人気があった2つのシリーズと、トマシュ・ポパクル(期待の若手アニメーション作家)の2作品を紹介します。
ツィーゲノルト
Ziegenort
トマシュ・ポパクル作品
2013年|18分|カラー|デジタル
ある村で、成長の過程で様々なことを乗り越えなければならない少年を描く。半魚人の少年にとって困難な状況がやってくる。
Czerń
トマシュ・ポパクル作品
2015年|14分|モノクロ|デジタル
地上で起きた核戦争によって宇宙船に閉じ込められた男女。2人にできることは、地表の核爆発を眺めること。2人は生き延びようとするだけ。
魔法のえんぴつ
Zaczarowany ołówek
20分|カラー|DVDクオリティ
1964年から1977年にかけて放送された『魔法のえんぴつ』の主人公は、お絵描きが大好きな男の子、ピョートル。仲良しの子犬と一緒に行く先々で待ち受けているのは大事件。困っている人達を助けたいピョートルに小人が“魔法のえんぴつ”を渡すと事件解決になる。かわいらしいキャラクターデザインと心温まるストーリー。
©Filmoteka Narodowa
ボレック&ロレック
Bolek i Lolek
20分|カラー|DVDクオリティ
1963年にテレビ放送が始まり世界60カ国以上で放送された人気シリーズ。背が高くて活発なお兄ちゃん“ボレック”と、おっとりしていて背の低い弟“ロレック”の兄弟がいろんな出来事に立ち向かっていく様子を描いたかわいらしいストーリー。ポーランドの国民的キャラクターの世界をお楽しみください。
© Studio Filmów Rysunkowych
アンコール上映
イマジン
Imagine
監督:アンジェイ・ヤキモフスキ
2012年|105分|カラー|デジタル
視覚障害者のための診療所に教師としてやってきたイアン。治療のため診療所に来たものの、心を開かず自分の部屋に閉じこもっていたエヴァは、盲目ながら杖なしで街を自由に歩く彼に興味を惹かれるが…。2015年に日本でも公開された、ポルトガルのリスボンを舞台にした異色の恋愛劇。
11/29(水)13:30  |  12/5(火)11:00  |  12/12(火)13:00
© Zjednoczenie Artystów i Rzemieślników Sp. z o.o., Filmes do Tejo II Multimedia Lda, KMBO Production, Films and Music Entertainment, Wytwórnia Filmów Dokumentalnych i Fabularnych , Canal + Cyfrowy Sp. z o.o., Studio Filmowe Jakimowski, 2012
イーダ
Ida
監督:パヴェウ・パヴリコフスキ
2013年│80分│モノクロ│デジタル
60年代初頭のポーランドを舞台に、孤児として育てられた少女が自身の出生の秘密を知るため旅に出る。ロードムービーでありながら戦時中の痛ましい記憶を静かに描き出した本作は、ポーランド映画初のアカデミー賞外国語映画賞を受賞し、日本でも公開時に大きな反響を呼んだ。
12/1(金)15:50  |  12/15(金)13:00
©Phoenix Film Investments and Opus Film
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ラブ
ZJEDNOCZONE STANY MIŁOŚCI
監督:トマシュ・ヴァシレフスキ
2016年|104分|カラー|デジタル
『真夜中のふたり』の人気若手監督が描く、自由な「生」への希望をくじかれる女性たちの不条理ドラマ。1990年、民主化された後もいまだ前時代の雰囲気が残るポーランド。新しい時代の流れの中で、境遇の異なる4人の女性たちは自らの生き方を問い直す。ベルリン映画祭銀熊賞受賞。
11/29(水)15:50  |  12/1(金)18:30  |  12/13(水)18:30
©Oleg Mutu RSC
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11/25㊏ 10:20
夜行列車
★上映前舞台挨拶
       
11/26㊐ 10:15
早春
★上映後トーク
       
11/27㊊ 休館 休館 休館 休館 休館
11/28㊋ 11:00
太陽の王子ファラオ
14:30
尼僧ヨアンナ
16:45
19:00
イレブン・ミニッツ
 
11/29㊌ 11:00
最後の家族
13:30
イマジン
15:50
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ラブ
18:30
アニメーション
★上映後トーク
 
11/30㊍ 11:00
灰とダイヤモンド
13:30
残像
15:50
プレイグラウンド
18:30
ソラリスの著者+寄せ集め
 
12/1㊎ 11:00
早春
13:20
イレブン・ミニッツ
15:50
イーダ
18:30
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ラブ
 
12/2㊏ 11:00
最後の家族
13:30
ベクシンスキー家の人々
16:00
ジヴォルスキ ドキュメンタリー
18:30
プレイグラウンド
 
12/3㊐ 休映 休映 休映 休映 休映
12/4㊊ 休館 休館 休館 休館 休館
12/5㊋ 11:00
イマジン
13:30
アニメーション
15:30
コルチャック先生
18:00
ユダヤ人を救った動物園
★上映後トーク
 
12/6㊌ 11:00
灰とダイヤモンド
13:30
ズビシェク
★上映後トーク
16:00
最後の家族
19:00
ベクシンスキー家の人々
 
12/7㊍ 11:00
カティンの森
13:30
コルチャック先生
16:00
オラとニコデムの家
★上映後トーク
18:30
アート・オブ・ラビング
 
12/8㊎ 10:30
12:40
尼僧ヨアンナ
14:50
夜行列車
17:00
太陽の王子ファラオ
★上映後トーク
 
12/9㊏ 10:20
ゆれる人魚
12:20
アニメーション
14:00
オラとニコデムの家
15:40
二つの冠
★上映後トーク
18:40
アート・オブ・ラビング
12/10㊐ 10:30
残像
13:00
太陽の王子ファラオ
16:30
ソラリスの著者+寄せ集め
19:00
プレイグラウンド
 
12/11㊊ 休館 休館 休館 休館 休館
12/12㊋ 11:00
ズビシェク
13:00
イマジン
15:30
カティンの森
19:00
ジヴォルスキ ドキュメンタリー
 
12/13㊌ 11:00
アート・オブ・ラビング
14:00
オラとニコデムの家
16:00
二つの冠
18:30
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ラブ
 
12/14㊍ 11:00
太陽の王子ファラオ
14:30
17:00
尼僧ヨアンナ
19:10
オラとニコデムの家
 
12/15㊎ 11:00
二つの冠
13:00
イーダ
16:00
プレイグラウンド
18:30
ソラリスの著者+寄せ集め
 


※各回定員入替制 ※11/27、12/4、12/11は休館のため上映なし。12/3は休映。
11/25(土)10:20
「夜行列車」上映前、ポーランド映画祭開幕挨拶
【ポーランド広報文化センター副所長 マリア・ジュラフスカ+イエジー・スコリモフスキ監督】
11/26(日)10:15
「早春」上映後トーク
【イエジー・スコリモフスキ監督】
11/29(水)18:30
「ポーランド・アニメーション」上映後トーク
【土居伸彰さん(ニューディアー/新千歳空港国際アニメーション映画祭)】
12/5(火)18:00
「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」上映後トーク
【石岡史子さん(NPO法人ホロコースト教育資料センター理事長)+室田元美さん(フリーライター・ルポライター)】
12/6(水)13:30
「ズビシェク」上映後トーク
【スタニスワフ・ザヴィシリンスキ(映画評論家)】
12/7(木)16:00
「オラとニコデムの家」上映後トーク
【スタニスワフ・ザヴィシリンスキ(映画評論家)】
12/8(金)17:00
「太陽の王子ファラオ」上映後トーク
【スタニスワフ・ザヴィシリンスキ(映画評論家)】
12/9(土)15:40
「二つの冠」上映後トーク
【ミハウ・コンドラト(監督)+タデウシュ・フデツキ(俳優)】
*アダム・ヴォロノヴィチ(俳優)の登壇はなくなり、タデウシュ・フデツキさんが来られることになりました。
*登壇者の都合により、やむを得ず中止になることもございます。予めご了承ください。
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都道府県 都市 劇場名 電話番号 公開日
東京 恵比寿 東京都写真美術館ホール 03-3280-0099 11/25〜12/15
※11/27、12/4、12/11は休館のため上映なし。12/3は休映。

[お詫び]
「ポーランド映画祭2017」-A5サイズ版チラシのシニア鑑賞料金表記に誤りがございました。
(誤)1,000円➡(正)1,100円
ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫びいたします。マーメイドフィルム
京都 京都 同志社大学 075-251-3270 12月7日(木)